2021年9月25日ネタニヤフ首相は、イランで行われている聖なるテロリスト週間(聖なる防衛週間)に対抗し、ネタニヤフ首相は、空軍参謀総長アゼル・トロフスキーと共にネバティム空軍基地を訪問し、第五世代の最新鋭ステルス戦闘機F35Iを視察した。F-35は米国製の戦闘機であるが、アメリカとの交渉の結果、イスラエルが独自に改良する許可を得た機体である。F-35とF-35Iの性能は全く異なり、イスラエル製のソフトウェアを組み込み、外部燃料タンク二型式も開発中でF-35の航続距離を伸ばした。非ステルス425ガロン入り主翼下取り付けタンクを敵地に接近してから落下する想定だ。またステルス性能が不要なミッションにも使う予定で将来は、イスラエルで運用されているF-16Iの後継機にする予定でいる。ボルト取り付け式の機体と一体型燃料タンクを取り付けステルス性能を劣化させないような改良を施している。
F-35I用にイスラエル開発の各種兵装搭載で認証が出る予定で機内兵装庫にパイソン-5短距離熱追尾空対空ミサイルやスパイスファミリーの滑空爆弾を搭載する。後者は電子光学、衛星、あるいは有人誘導で60マイルの有効射程がある。だがF-16Iに比べるとF-35Iは、格闘性能が劣るといわれており、空対空の格闘性能を引き上げるよう改良するのが、今後の課題となっている。
イランのライシ大統領が戦闘機に搭乗したのに対抗し、ネタニヤフ首相は、F-35Iに搭乗するパフォーマンスをした。
その後ネタニヤフ首相は記者団からの取材に応じ、こう述べた。
ネタニヤフ首相「このF-35I戦闘機は、イスラエルが中東で任務を完遂するのに適するよう改良を加えたものだ。これならイランのテロ行為から防衛できるだろう。
イランは、イスラエルに対してあの忌まわしいナチス・ドイツのようなホロコーストを仕掛けようとしている。イランのイスラム聖戦ジェノサイドからイスラエルを防衛しなくてはならない。イランはイスラム過激派組織ヒズボラやパレスチナテロ組織ハマスを支援し、我々のような中東の平和に貢献し、防衛に徹している小国をいじめるような行為をしている。国際社会は、決してこれを容認しないだろう。」とイランを批判した。