祝イスラエル独立記念73年!!

世界に先駆け、淡水化技術発達、砂漠の国が水の超大国に化けた理由とは?

イスラエルは世界に先駆け海水を淡水に浄化する技術が発達している。イスラエルでは国内の家庭用水の約70%,農業用水のうち約78%が海水を浄水したものとなっている。

ネタニヤフ首相は、イスラエルの浄水技術を「世界で最も誇れる技術」と位置付けており、現在イスラエルには海水の淡水化施設が5つ設置され、1年で約6億立方メートルの飲料水を「製造」している。1立方メートル当たりの費用は70円前後。世界で「最も安い価格」だ。今水における課題は世界で深刻化しており、気候変動や人口増加における水不足問題により、イスラエル農水省がだした統計によると2050年までに世界は深刻な水不足になる恐れがあるとの懸念があり、イスラエルの浄水技術はこうした水問題に一石を投じるものとなりそうだ。

水の確保に関しては、イスラエルは官民一体でこれまで取り組んでおり、イスラエルのスタートアップ企業や大手企業が200社以上が参入し、大きな市場となっている。

イスラエルは更なるステップとして空気を水に変える技術の研究に力をいれており、実用化には遠いものの、現在は金属製の立方体から、湿気を凝縮、ろ過してすぐ飲める水に変える。

湿度が65パーセント以上だと1日につき5000リットルの飲料可能な水を生成できる装置の開発に向けて研究が進められている。

あの「マイム・マイム」という歌はユダヤ人が水を見つけたときの感動を歌にしたものである。遥か昔はイスラエルでは深刻な水不足が問題となっており、国土の6割が砂漠で水の供給源はヨルダン川くらいしかなかった。こうした環境からの民間や国の努力がイスラエルを水の超大国へ押し上げた要因だとされている。

エルサレム 報道局

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