2021年9月2日午前アルフォード大統領とネタニヤフ首相による首脳会談が行われた。
主に会談では、アメリカ、イスラエルによる中東情勢へのコミットや両国の民間や軍事を通した経済連携などが話し合われた。
今回の合意ではアメリカがイスラエルに行っている数々の援助の継続や市場間での交流に関する約束などの経済分野での合意が交わされた。
また安全保障に関する合意が盛り込まれており、アメリカ軍がイスラエルの施設へのアクセスを容易にすることにより、アメリカ、イスラエル間での連携をより円滑に進めようという狙いだ。ミサイル関連兵器の開発も共同宣言に盛り込まれている。イスラエルのミサイル防衛網の更なる強化に期待ができそうだ。イスラエルは既にダビデスリングやアローをはじめとした最新のミサイル迎撃システムは所持しているが、今後ともミサイル開発競争は激化すると垣間み、イスラエルアメリカ両国は、共同で開発し、世界のミサイル開発競争の首位を目指すことが示された。
またパレスチナにいるテロ組織ハマスに関する声明やそのハマスの存在や政府の腐敗を無視し、反ユダヤ主義を煽る勢力に関する声明も盛り込まれ、より両国のテロ組織やそれを背後で支援するものと断固として戦う姿勢が垣間見えた。
ネタニヤフ首相は共同会見により、こう語る。
ネタニヤフ首相「私たちは、中東の平和と安全を脅かすテロリストたちを決してしないというということと、イスラエル、アメリカ両国のこれからの強固な連携について話し合いました。まずアメリカは建国以来、当時弾圧されていたイスラエルにたくさんの援助をいただきました。我々がこうして国を持てているのも、我々の先祖の努力、そして何より、アメリカイスラエル両国の信頼関係が大きいことがことがなによりこの国を発展させてきたことでしょう。
ですが、こんな平和に貢献している私たちの住処をイスラエルに銃口を向け、反ユダヤ主義攻撃を仕掛けるテロ組織がいくつもあります。
私たちはかつてホロコーストというジェノサイドを経験しました。これによりたくさんの私たちの同志が亡くなりました。反ユダヤテロ組織は、第二のホロコーストを起こそうとしていますが、これをイスラエル、アメリカ両国は引き起こさせません。私たちは戦い続けると約束しました。私たちは必ず自由のために戦い続けることでしょう。そして必ずや勝利します。」と締めくくった。
↓リンクがアメリカイスラエル両国で交わされた合意内容
https://docs.google.com/document/d/1AT8BUKz3SaZdkAnp8L30I_jSeDs1u1vVd90bqV4Nu08/edit?usp=sharing
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