イスラエルの今年の輸出は、1200億ドルと過去最高になったことをイスラエル経済産業省は公表をした。去年は1140億ドルだった。イスラエル経済産業省によると増加した最も大きく増加した輸出はハイテク分野で、主にソフトウェアとコンピュータサービスだったという。
前年と比較すると「モノ」が2%、「サービス」15%、ハイテク産業は20%ほどの増加だった。これはリクード党、ネタニヤフ政権がとった産業構造を製造業からサービス、IT分野へと変化させた構造改革が功を奏した結果だとうかがえる。
一方で従来力を入れていた、ダイヤモンド加工産業や半導体分野は落ち込みを見せている。
経済産業省は、この経済構造は当面続くと見られており、成長しているサイバー分野への投資を今後も国として支援していく一方で、古い産業をどう守っていくかが課題となっている。
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