イスラエル国防軍とアメリカ軍の陸軍、海軍は、2021年7月10~13にかけて地中海にて大規模な軍事演習「2021 Liberty Orca」を実施した。
イスラエルからは、海軍が第3潜水隊群、空軍が第253飛行隊と140飛行隊が参加し、アメリカからは第6艦隊が参加した。
今回の演習は、エイラット港から出港した、イスラエルのミサイル艇サール4.5(INS Sufa)とドルフィン級潜水艦タニンがイスラエルの戦闘機F-35IとF-16Iの護衛を受けながら、スエズ運河を航海し、地中海にてイスラエルのコルベット級ミサイル艇サール6(INS Atzmaut)とアメリカの第6艦隊と合流する。
その後は、敵国からの飽和ミサイルを想定したミサイル迎撃演習を行った。
地中海のイスラエル艦隊の航海に関しては、事前に外交ルートを通じてエジプトに許可をもらっている。
アメリカの第6艦隊は、CVN-69空母打撃群を中心に編成されており、艦載機としてF/A-18を搭載している。
イスラエル防衛大臣モシェ・ヤアロン「今回の軍事演習は、地中海の安全保障を守ることを想定した軍事演習です。アメリカとイスラエルは、1948年の建国当初から、今現在は、同盟国として、遥か彼方より、この中東の平和と安全と自由を共に守り抜いてきました。
今回の演習は、国際社会に対し、アメリカとイスラエルがこれからも一致団結をし、地中海の脅威に対抗するという力強いメッセージが改めて発信されたことになるでしょう。」と記者会見にて表明していた。
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